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EX 徹底攻略
「既存のカードの能力調整」第6回

マジックカードをタイプ別に考察する。

一発逆転は難しい?
■レベル変化マジック
・レベルチェンジ レベルアップの確率:レベルダウンの確率を『1:1』→『1:2』。
・あくまのダンス 変更なし
・てんしのラッパ コストを『4コ』→『6コ』。

レベルチェンジでレベルアップする確率が下がり、てんしのラッパのコストが増加しているので、マジック連打から一気にスーパーを狙うのは難しくなった。
レベルチェンジはレベルダウンすることが多くなったので、あくまのダンスの代わりに相手モンスターに使うことを基本路線としつつ、状況に応じて味方モンスターに使ってみる戦法が有効か。
てんしのラッパはコスト6コだが、とどめに使ったり、切り札になるスーパーを登場させるときに使えば十分元は取れる。デッキに入れるときは、モンスターとの相性をよく考えよう。

切り札顕在
■移動マジック
・ワープ 変更なし
・ローテーション 変更なし

変更なしだが、それ1枚で戦況を引っくり返せる切り札としての価値は変わらない。これまで通りの使い方でOK。

うまく使って一歩リード
■フィールドを操作するマジック
・ウェイクアップ 変更なし
・バイバイ 変更なし
・ゆうわく 誘惑する対象を『隣のモンスター』→『どこでもモンスター』。
・リターン 変更なし

ゆうわくは大幅に強化された。相手のどのモンスターでも誘惑できるということは同時に、誘惑を仕掛ける自分のモンスターは後衛でもよくなっているところに注目。切り札として使えるが、確実性はないので注意。
ウェイクアップ、バイバイ、リターンは変更なし。これまで通りの使い方でOK。

逆転性は随一
■キャラクターを変身させるマジック
・へんしんミラー コストを『4コ』→『6コ』。
・マスターチェンジ 変更なし(『変身中に再度使うと元に戻る』と解釈)

へんしんミラーのコストが6コに増えたが、その強力な逆転性を考えれば相応のコスト。デッキに1枚あると安心できるカード。
マスターチェンジは、研究不足のため未知な点が多い。使うとマスターにかかっている効果が全部解除されるが、マスター自身の動きが封じられているときは当然使えない。相手が同じマスターだった場合はゴミになってしまうことが多いので、デッキに入れるときはよく考えよう。

呪縛を立ち切れ
■効果を解除するマジック
・ゆうだち 変更なし
・おはらい 変更なし

変更はないものの、強力な効果を持つ特技・マジックが増えているので、相対的にゆうだちの価値が高まっていると考えられる。手札に1枚あると、余裕を持ってバトルできるぞ。

相手の計算を狂わせられるか?
■ストーンを増減させるマジック
・フエルストーン 変更なし
・キエルストーン 変更なし

他の便利なカードのコストが下がっていたり、ストーン操作をできるモンスターが増えていたりするので、この2種類のカードをデッキに入れる価値は乏しくなった。デッキ圧縮に使うにしても、他のカードを選ぶ方が良さそうだ。

手札不足は最大の敵
■カードをドローするマジック
・でなおし 変更なし
・ドロー5 変更なし
・シャッフル 変更なし
・ならべかえ 変更なし
・リフレッシュ 変更なし

ドローサポートマジックは一切変更なし。
EX全体の傾向として、手札の入れ替わりが激しくなっていると考えられるので、ドロー5の価値は高まっていると思われる。どんなデッキであれ2枚以上入れておくべきだろう。